第259期決勝時の、#1人形による月と夜明け(たなかなつみ)への投票です(1票)。
言葉を持たぬ者(でくのぼう)と、持つ者(人形)、そして言葉を持たぬ者を操る者(操り人)という三者は、一人の人間の中にある異なる人格というか、状況に応じて現れる役割のようなものか。
われわれは、言葉を喋っているようで、その大半は誰かの真似や受け売りでしかないし、その言葉は誰かが意図的に、政治的にコントロールする目的でばら撒かれているものだったりする。
しかし人間とは概してそのようなもので、その愚かな「三者のループ」からなかなか抜け出せないのも真実だろう。
だけど、人間はそのループを少しずつ壊すことができたからこそ今の世界が存在するのであり、それが人間の歴史なのだと思う。
参照用リンク: #date20240503-192610