第241期予選時の、#7Buying God Buys(テックスロー)への投票です(3票)。
最初、見た時は、いや何でと思った。事前知識が必要だろうが、感じるだけでいいのかもしれない。
マザーグースのような詩の雰囲気を出すにはこの英語の形式がいいのかもしれない。Buing Got buys.語呂がよいとか考えておけばいいのか。
祈りだけが消費されるが、祈りは尽きることがない。
かっこよすぎる。
消費主義と宗教の親和性ががっちり組み合っている。
参照用リンク: #date20221030-191354
それが何でも、見る先がひとところになると、そこにあるのは盲信という名の信仰だなと
思わされた。繰り返しに近い気持ちのよいリズムにのって読み進めた分も、fictions に
含められ abondoned されてしまう印象。この世の話がそのまま降りかかる話だなと。
参照用リンク: #date20221019-031749
購買神とでも訳せばいいのかな。宗教の前に資本主義を持ってくる発想が面白かった。
英語力ゼロなのでGoogle先生頼りでしたが、これが英語で書かれているのは日本語の「神」と英語のGODのニュアンスの差のため? 日本語で書かれていたら八百万の神として簡単に受け入れられてしまいそう。
#2 『ヒトになる』と悩んだ。絵的には『ヒト』のほうが好みだし、かつてのヒトの形に戻ることが懐古的価値観を持つところは面白い。
ただ、どうしてもかつての「ヒト」の形をしていないもの=「ヒトではない」と読めてしまって受け入れられなかった。途中までは「ヒトの形」的な表記がされているので、タイトルと終盤だろうか。「ヒトになる」ということは、それ以前はヒトではなく、じゃあ何がヒトをヒトたらしめているのか?というと、本作では形を挙げられている。しかしヒトの形は現在においてすら千差万別なわけで。
正直本作の主題と思われるところ(形を変えたヒトが仮想的に?過去のヒトの形をとる、その行為が懐古的意味をもつ点)とはややズレるし、単なる揚げ足取りな気もする。それでも「何がヒトなのか?」は繊細な部分を孕む問題なので、もう少し配慮が必要ではないかと思う。(自戒をこめつつ)
参照用リンク: #date20221017-125620