投票参照

第241期決勝時の、#4君に、胸キュン(euReka)への投票です(2票)。

2022年11月5日 23時3分44秒

描写が漫画かアニメのようだが、これが小説だからいいんだと思った。漫画かアニメでよくあるからと言って、小説に描かれたものを読んで漫画かアニメしか思い浮かばないのは読者である自分自身の想像力の欠如だとおもった。漫画かアニメのように思えてしまうのは、もう一つに登場人物の類型的な所作にもあると思うが、これも、だからと言って漫画やアニメに寄せてしまうべきではないと思った。ホームルームで伊藤さんのことを告発するときに糞虫の説明がどこまで必要なのかい? 
主人公であるところのシンジ君が嬉しかったり、ままよと思ったりするところは、ほかの登場人物と比べて、まっとうな感情が描かれていた。ほかの登場人物の異常さに比べて普通だと思ったし、それでいいと思った。

参照用リンク: #date20221105-230344

2022年11月3日 11時47分8秒

改めて「Buying God Buys」読んで、少し迷った。こちらは書き方も内容も興味深く、考察のしがいがある。欧米にこんな寓話があると言われれば信じてしまいそうだが、うまくメッセージを掴むことができなかった。えらい不健全だなとは思った。市場経済でBuyingGodの干渉により「神の見えざる手」が働かなくなったら、例えばそのうちあらゆる値段設定が馬鹿になって結果的に貧困が発生するかもしれない。
ということで予選と変わらず「君に、胸キュン」に投票する。胸糞悪い話の裏に救いが存在すると考えると奥行きを感じて良い。コンパクトにまとまっているのは重めな話を敢えてリズミカルな仕上がりにしているようで悪い印象ではなかった。タイトルだけは鎖骨のあたりが痒くなる。

参照用リンク: #date20221103-114708


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