投票参照

第238期予選時の、#5誰かのアンモニア(朝飯抜太郎)への投票です(3票)。

2022年7月31日 23時11分47秒

人が目の前に在るモノを見る際には、それは単なる物体ではなく、人の記憶と紐付けて、
思い出したり感じたりされるものだという話が、不快な匂いで印象づけて語り出される。
「希望の話だよ」のひと言でその不快さが反転し、作品の印象を爽やかにするのが見事。

参照用リンク: #date20220731-231147

2022年7月24日 23時28分17秒

トイレネタ多くないですか、と若干引き気味で読み進めていい意味で裏切られた。(作者さんのトイレネタは良作。私覚えました。)祖父の死という、おそらく子にとっては初めての喪失。それを受け止め自らの死生観を語る父親。「お父さんのお腹って」からのズラしが絶妙すぎて、笑いながら泣いた。
あと「お母さんがしんでも?」の死をひらがな表記しているところ、続く父親も同様の表記になっている点が秀逸。子にとってはまだうまく想像できておらず、父にとっては想像できても受け入れがたい感覚が見事に表されていて、何回も読み返した。素晴らしい。

参照用リンク: #date20220724-232817

2022年7月16日 23時25分32秒

アンモニアの話は回りくどくて大して上手くもないけど、元気づけてあげようという不器用な優しさが感じられた。結局話の内容より対話そのものが慰めになっているというのがハートフルで良かった。

参照用リンク: #date20220716-232532


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