第23期予選時の、#28落日の機械(曠野反次郎)への投票です(4票)。
最もシビアな対決で「機械」対「清貧」。これはねえ、「読後の感想」としては甲乙つけがたい。どっちもいい。
しかし、書き方で圧倒するのが「機械」。感想にも書いたが、
・起承転結
・序破急
・(黒木さん得意の)怒涛の一直線独白
といような単一構造、三部構造、四部構造の既存の構造に、双の構造をというか書き方を提案したように思う。面白い。短編でこそ通用するオリジナルな様式だろう。
そうそう、様式という言葉を使うべきだった。「様式美的魅力がある作品」というべきだろう
参照用リンク: #date20040707-125527