第193期予選時の、#2ロストマン(霧野楢人)への投票です(2票)。
「追記」というのは、何かの文書などの、誰かに読んでもらうための文章で使うものだと思うのだが、そうだとしたら、いったい誰に対して(どのような状況で)書かれた文章なのだろう? そういう、小説としての設定がよく分からない。
内容については、繁華街で偶然会った学生時代の仲間が、山岳部?の頃から使っていたコンパスをずっと身につけていたという部分に、何かホッとさせられるものがあるなと思った。社会に出て、いろいろ変わってしまったところもあるかもしれないが、大切な部分はちゃんと持ち続けているという証のようなものがそのコンパスなのだろう。そういうことは、直接言葉にしてしまうと野暮ったくなってしまうが、使い古しのコンパスでそれを表現するのはいいなと思った。(euReka)
参照用リンク: #date20181031-194627