第192期予選時の、#6アンドロメダ(霧野楢人)への投票です(2票)。
会話からの二人の関係性、僕の美結に対する心情。説明させ過ぎてはいない世界観の広がりも申し分ない。一歩間違えると意味不明な小説になりかねないが、そうならないバランスは絶妙で、そこの余白が読者に考える隙を与え、探求欲を満たすものになっている。
参照用リンク: #date20180924-115433
過去の出来事を銀河に重ね合わせて怒涛のように思い出す。焦点を宇宙の一点に合わせると、それが無数の星の集合体であることに気付き、自分を取り囲む思い出に意識が向く。ばかになった自分のレンズを目の前の女性にフォーカスするためにキリキリと合わす。近くて遠く、一つでたくさん。面白かった。
参照用リンク: #date20180915-111006