第161期予選時の、#15夜行船(qbc)への投票です(7票)。
適度に気持ち悪い。子宮を貸すという発言とそれを褒める親。感情の排された、単なる形式としての家族、夫婦という記号。それでもお互いに許容しているように思われる、その関係性が理解しがたく同時に魅力なのだろう。
参照用リンク: #date20160227-134732
こういうとりとめもない会話の連続って好きです。ただ、読めない字もあって素直に入らない部分もありました。前後関係からこんな意味なんだろうなぁ、と読み解きましたが、正しい読み方・意味を調べる気力はまだありません。何かが書かれているのではないけれども、確実に何かが書かれている。
参照用リンク: #date20160223-205036
qbc作品に投票するのは、初めてかもしれない。
いいと思う要素を、具体的に一つ挙げれば、二部に分かれたそれぞれ締めの一文がおしゃれということ。
いいと思う作品について、どこがいいのか、具体的なことを書くのが難しい。
決勝は、この作品と前田さんのが上がると思う。もう一つは、わからない。
数あるqbc作品の中で、個人的な代表作だと思うこの作品と、新鋭の作品がぶつかって、どちらが勝つのか楽しみ。
ぼくは、内容の重いほうが好みなので、こちらに入れる予定。(熊)
参照用リンク: #date20160217-204206
子連れ再婚というテーマを比較的静的な切り口で描いていて新鮮だった。読み手を惹きつける体言止めと、鮮やかな表現に魅了される。
参照用リンク: #date20160215-003256
血の繋がらない新しい家族のロードストーリー。現代の多様化する家族像の一形態として地に足のついた説得力がある設定である。三人のキャラクターのなかでも、若く、しかしもうしっかりした大人ともいえる娘の描かれ方がいい。
また、「生涯全編が夜凪の航海」「そして場に闇」には主人公の孤独が読み取れる。彼にとって家族をつくるとはなんなのだろうか。書かれてはいない。
参照用リンク: #date20160214-210559
たぶん書きようによっては相当気持ちの悪い作品にも成りうると思うんですが、「まあこれも一つの家族の形か」と納得させられてしまう奇妙な説得力がありました。
参照用リンク: #date20160214-012957
家族というものをあらためて考えさせられる話でした。
遺伝子ではない。かといって、情に流される愛の物語というわけでもない。
「夜行船」というとらえ方に、なるほどと思わされました。
作品を通して、「夜行船」の使い方も効果的に思いました。
とにかく文章の展開の仕方の妙に心惹かれました。
参照用リンク: #date20160212-100803