投票参照

第136期決勝時の「なし」票です(1票)。

2014年2月9日 4時29分11秒

qbcです。「なし」です。
面白いのがなかった。
興味を持って面白く読もうと思えばなんでも面白く読めるから、正確に言うと、こっちがぼーっと読んでても面白いな、と思える内容の作品がなかった。

「ブラックアウツ」は「餌皿」とかそうゆう言葉遣いは面白かったけど、猫じたいへの踏み込みが浅い感じ。見た目の話が多いからかな。
「親戚付き合い」は、「家康」とかそういうワードが面白かったし、何か機械がコピペで構成した無意味な話のようで、そこも良かったんだけど、びっくりするほどではない感じ。
「あたし」は、ああこういう感じの人いそうだなあ、って思った。でもそれだけだったんだよなあ。例えばこれすごいよーって言って人に紹介するほどのパワーがない。
「仮面」は、「町村市子」とか名前が変で気になるなーって感じで、でもそれだけだった。
「ごめんねのなみだ」は、ああこういう感じの人いるかなあ、って思ったけど、これもそれだけ。ストレートなものがつまらないわけじゃないけど、こういう、ありがちなものをどう違った形でとらえるか、ってことのほうが面白いと感じるんじゃないかな。
「コミュニケーション」は、これもありがちな話で、こういうこともあろうか、と思ったんだけど、結局新鮮味がなかったのかな。
「はいたか夢路」は、こういう文体がそもそも楽しめない。

趣味であったり、あーこういうの前に読んだことあるな、とかで面白いかどうかは「個人的なこと」以外の何物でもないから、万人に面白いと思われる質を作り出すのはそれはそれは難しいことなのだろうなと思うけれど、でも、困難だからこそ、そのトライが「作者にとっての面白さ」になるんじゃないのかなと思う。
私、優勝した作品が、自分自身の中で全部好きというわけではないし、むしろ自分の中で面白いなと思う作品は負けることの方が多い。短編の投票は当然ながら、その時投票した人の好みなだけだから絶対でないことは前提なんだけれども、そういう個々人の好みとかそういう理屈を超えた力を持った作品が出てこないかな、と思っています。面白いものが読みたい、切にほんとうに。

参照用リンク: #date20140209-042911


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