投票参照

第124期決勝時の、#18きおくぶく(伊吹羊迷)への投票です(1票)。

2013年2月7日 1時7分2秒

#13 2025年のちゃれんじ
離島の限界集落と近未来ロボットっていうアンバランスな組み合わせが良いと思います。きちんとSFになってて。
ただ文字数の関係だとは思うんですが、お話がロボットの説明だけで終わってて、このロボットと主人公を結びつける決定的なエピソードみたいなものを感じられなかったのが少し残念に思います。

#3 七面鳥から目を覚ます
大切なものを捨てたくないという気持ちは何かわかるような気がして、もしかしたら古い思い出だとかそういうものをいつまでも抱えたまま生きるのは主人公と同じようなものなのかもしれないなー、とかちょっと考えたりしました。自分にとっての宝物が他人にとっての宝物とは限らないわけで。

#17 まつ毛
寓話的なものへのアンチテーゼとしての寓話、という印象を持ちました。
特に最後の段落なんかやけに理屈っぽくて、それが逆にこの文章全体の良い意味でのつかみどころの無さを象徴しているような気がします。

#18 きおくぶく
読んでいてハッとさせられたというか、日常の本当に何てこと無いワンシーンを切り取っただけのはずなのに、こんな風にきちんとお話に出来てるという。とりとめのない思考の変遷を丁寧に書いていて、「オナラみたいに」なんて比喩も堂々と使うあたり、正直でホッとする文章だと思いました。今期一番楽しく読めたのでこちらに投票させていただきます。

参照用リンク: #date20130207-010702


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